2023年度神奈川県公立高校入試 数学 解いてみた
解いてみました。
3/17 問3も記述追加しました。
問1
問2
問3
(ア)円を使った図形問題
(イ)箱ひげ図(追記)
近年、高校入試の出題範囲に追加された分野のようですね。
用語から面倒臭そうな印象を受け敬遠していましたが、定義だけ覚えれば意外と簡単でした。データの偏りを調べるための手法なのですね。
複数のデータの集合を比較する際(このケースでは議案x、y、zの3つの集合)、ヒストグラムをいくつも見比べるよりも箱ひげ図を並べた方が見易いですものね。
(ウ)グラフを使った速度問題
傾きが速度を意味するのですが、グラフの読み方さえ理解すれば簡単なので確実に取り合いところ。きはじに頼っていると辛いかも。
(エ)図形の面積問題
三角形の相似や合同を使って線分の長さの比を求め、面積比を求めていきます。求めたい線分比を含む三角形を見付けるのがポイント。
問4 一次関数と二次関数を含むグラフ
座標や式を利用して不明な値を埋めていく。やっていることは単純なのだが、計算手順が多いのでケアレスミスに注意。(直線EFの式が後続問題と無関係なのが神奈川県クオリティ)
問5 確率問題
問6 立体図形
平面で切り取ったり、展開したり。平面の選び方もポイントですね。
円錐の表面積の公式を塾で習う人もいるかもしれませんが、後続の問題で結局計算過程が必要になるので、公式なしに導き出せるようにしておいた方がよいと思います。
特に最後の問題は角度が分からないと絶対出せない(自分も角度出すまでは悩んだ)ので、割り合いの考え方が理解出来ている必要があります。