2023年度大学入学共通テスト 数学ⅠA 第1問 解いてみた

第1問〔1〕

第1問〔1〕雑感

最初の不等式の範囲は式変形で求まりますが、グラフにすると一目瞭然です。(試験だとグラフ描く余裕はないかも)

その結果を次の式に適用して、代入し整理すれば文字式の範囲が求まります。

負の数の除算、乗算の際の不等号の向きや、無理数を含む式の除算に注意して変形します。

最後の文字式の比較問題はそれぞれの左辺を展開すると全部で6つの項が出てしまいますが、各項の符号を比較すると3つの式(ここではx、y、zとした)に集約出来ることに気付きます。

素直に問題に沿って解ける親切な問題だと思います。基本的な計算ルールを押さえておきましょう。

でも、最後の問題はまだ続きがありそうな感じがしました。何に応用するんだろう?

 

第1問〔2〕

 

 

 

第1問〔2〕雑感

(1)は平面、(2)は立体への応用(?)。一次元増えるだけで考える手順が格段に増えますが。

まずは求めたい図形の大体のイメージをつかんで、必要なパラメータを確認します。((1)であれば底辺の長さと高さ、(2)底面積と高さ)

(2)のような立体の場合、なるべく単純化出来ないか考えます。ここでは面が切り取る円に注目し、球を半分に割った断面図(水色の枠の中参照)を書きました。

反省点としては、解き方が分かって突っ走ったものの、角度の取り方を間違えてドツボにはまりました。(素人あるある)問題はよく読みましょう、と言うのと、∠QPRとか何度も書くのがまどろっこしいのでθとかで置き換えてから計算した方が良かった気がします。